初七日から三十三回忌までの追善供養を司る仏様の中で、最後の法要を担当する仏様です。
「虚空(天空)」のような広大な「蔵(知恵と功徳)」を持つ仏様で、三十三回忌の供養が「弔い上げ」と
されるところが多く、故人様の魂が涅槃に到達するよう導くと考えられているようです。
十三回忌担当の仏様で、宇宙の中心を表す、密教の最高仏様です。
宇宙の真理そのものを体現し一切の諸仏・諸菩薩の根源とされており、故人が極楽浄土へ行けるよう、
慈悲をもって守り導く役割を担うそうです。
七回忌を司る仏様で「揺るがない」という意味を持ち、迷いに打ち勝つ強い心を授けるとされているとか。
別名「不動如来」とも呼ばれ、一切の誘惑に打ち勝ち、精神的な安定をもたらす功徳を持つとされているそうです。
七回忌を司る仏様で「揺るがない」という意味を持ち、迷いに打ち勝つ強い心を授けるとされているとか。
別名「不動如来」とも呼ばれ、一切の誘惑に打ち勝ち、精神的な安定をもたらす功徳を持つとされているそうです。
勢至菩薩は「智慧の光で人々を迷いや苦しみから救い、仏道へ導く菩薩様」で、阿弥陀如来の右脇侍(わきじ)
として観音菩薩と共に阿弥陀三尊を構成する仏様だそうです。
故人様がお亡くなりになってから四十九日目にあたる七七日の法要において、故人様が迷うことなく極楽浄土へと
向かえるよう導く役割を担うそうです。
薬師如来は仏教において、医療と健康の守護仏として知られており、病を治し健康をもたらすとされています。
故人様の死後67日目(六七日)の供養を司る未来仏です。お釈迦様の滅後56億7千万年後に仏(如来)となって
この世に現れ、釈迦の救済に漏れた人々を救済するとされています。
故人様が亡くなってから五七日(命日から35日目)にあたる法要で、故人を来世に導く役割を担います。
大地のように人々を救う慈悲の心で知られ、弥勒菩薩が出現するまでの間、あらゆる生きとし生けるもの全てに
救いの手を差しのべる菩薩様だそうです。
主に四七日(よなのか)の法要の守護本尊であり、力強い慈悲心を表し釈迦如来の慈悲の活動を象徴する菩薩様で
故人様を極楽浄土へ導く本尊とされているようです。
知恵の仏様として信仰され、「三人寄れば文殊の知恵」という諺の由来とされています。
初七日から三七日(満中陰)にかけて現れるとされ、故人様を仏法への理解を深める智慧を授け、
迷いや無知を断ち切って正しい道を歩ませる役割を担うそうです。
仏教の開祖であり、人の迷いをなくし、悟りへの道筋を示す仏様で、故人様の二七日忌(ふつなぬか)
(命日から数えて14日目)の本尊として定められているそうです。
釈迦如来は、故人が未練を断ち仏道へ進むための明かりを示し、その後の不安を取り除いて極楽浄土へと導く役割を持つとされています。
6日間お伝えしてきた、尼師壇(にしだん)、三衣の僧伽梨(そうぎゃり)と鬱多羅僧(うったらそう)と
安陀会(あんだえ)。鉢(はち)、漉水囊(ろくすいのう)の6つ。
僧侶が常に持ち歩くべき、最低限の生活必需品のことだそうです。
僧侶が所持する六物(ろくもつ)の一つで、僧侶が着る袈裟(けさ)の三衣(さんえ)の中の1つで、
もっとも小さいことから小衣(しょうえ)と言われたり、五条袈裟(ごじょうげさ)の別称もあるようです。
五幅の布で作り、下着に相当する最も簡単かつ略式の衣で身体に直接着用し、日常の作業や就寝時など、
人目につかない所や作業の時などは、このままでよいとされているようです。
僧侶が所持する六物(ろくもつ)の一つで、僧侶が着る袈裟(けさ)の三衣(さんえ)の中の1つで中衣に当たり
僧侶が人前に出るときなどに着用する礼装で、7枚の布を横に縫い合わせて作られた七条袈裟(しちじょうけさ)のことだそうです。